こんにちは。
このブログでは、トラベラーズノートやシステム手帳など、いわゆるアナログなノートを取り上げて紹介しているわけですが、デジタルなノートを全く使っていないというわけではありません。例えば、iPadはほぼ毎日使用していますし、PCでメモを取ることも少なくありません。
というわけで、この記事ではアナログノートとデジタルノートの長所と短所についてまとめ、どのような場面ではどちらのノートが良いのかを考えていきます。
アナログノートとデジタルノートは、それぞれに長所と短所があります。以下にその比較をまとめました。
アナログなノートの長所
- 直感的で使いやすい – 紙に書き込むことができるため、直感的に書き込みやすいです。また、手書きのメモを取ることで、情報を頭に定着しやすくなるという研究結果もあります。
- 省電力で使い続けることができる – 充電や電源を心配する必要がなく、長時間使い続けることができます。
- 手軽に持ち運びができる – ペンと紙だけであれば、どこにでも持ち運ぶことができます。また、手軽なメモであれば、デジタルよりも素早くメモを取ることができます。
- 所有欲が満たされる – トラベラーズノートや、システム手帳など、お気に入りのノートや手帳を持ち、カスタマイズすることで自分だけのノートや手帳を持つことができます。モノとしての所有感はアナログの大きな利点です。
アナログなノートの短所
- データの管理が面倒 – 紙の情報は分散してしまいがちで、データの管理が面倒になることがあります。
- 携帯性が劣る – 1冊のノートであれば大丈夫ですが、複数のノートを持ち運ぶとなると、重くなってしまいます。
- 文字や画像の編集が難しい – 書き間違えや手書きの字の汚さが気になる場合には、修正が難しいです。
デジタルなノートの長所
- 情報の整理や管理が簡単 – フォルダーやタグなどを使って、情報を整理しやすくなります。
- 文字や画像の編集が簡単 – 誤字脱字を直したり、手書きの字をデジタルで整えることができます。また、人にもよるとは思いますが、量があるメモを取る場合のスピードはデジタルのほうが早いと思います。
- 携帯性が高い – タブレットやスマートフォンなど、コンパクトなデバイスで情報を持ち運ぶことができます。
デジタルなノートの短所
- 電源が必要 – 電源が必要なため、充電や電源の心配をする必要があります。
- 操作が複雑 – 操作が複雑であるため、使い慣れるまで時間がかかることがあります。
- 直感的な操作性が劣る – タッチスクリーンであっても、手書きメモの直感的な操作感とは異なるため、使い慣れるまで不便を感じることがあります。
以上のように、アナログなノートとデジタルなノートにはそれぞれに長所と短所があります。どちらを使うべきかは、使う目的や環境によって異なります。
アナログノートの向いている場面
たとえば、外出先での情報収集やアイデア出しには、アナログなノートが向いています。
直感的な操作感があり、手書きメモを取ることでアイデアの発想も促進されます。また、紙の情報は電源を必要とせず、いつでもどこでも使えるため、モバイルな環境での利用にも適しています。
デジタルが普及した現在であっても、スマホを取り出してメモをするよりも、手帳やノートを取り出してメモをするほうが、印象としては良いものがあります。「きちんとメモを取っているんだな」と思われることでしょう。
デジタルノートの向いている場面
一方、デジタルなノートは、情報の整理や管理が簡単で、共有も容易です。
例えば、チームでのプロジェクト進行状況の共有や、ビジネスでの報告書作成などに適しています。また、文書や画像の編集がしやすいため、資料の作成や編集にも向いています。
読書記録など、本の内容を引用したり、そのままメモする場合なども、デジタルのほうが素早く正確にメモすることができるでしょう。
併用して両者のメリットを享受する
アナログなノートとデジタルなノートは、併用することもできます。例えば、外出先での情報収集はアナログなノートで取り、その後デジタルなノートに情報をまとめるという使い方もできます。
また、デジタルなノートで作成した資料をプリントアウトして、アナログなノートに貼り付けるなどして、メモを取ることもできます。
私は、個人的にはアナログの使用感が好きですので、ノートや手帳はアナログなものを使っています。
ですが、例えば本の引用や論文の引用など、データとして管理しておいたほうが便利なものはデジタルで管理するなどの使い分けをしています。
まとめ
アナログノートの長所
- 直感的で使いやすい
- 省電力で使い続けることができる
- 手軽に持ち運びができる
- 所有欲が満たされる
アナログノートの短所
- データの管理が面倒
- 携帯性が劣る
- 文字や画像の編集が難しい
デジタルノートの長所
- 情報の整理や管理が簡単
- 文字や画像の編集が簡単
- 携帯性が高い
デジタルノートの短所
- 電源が必要
- 操作が複雑
- 直感的な操作性が劣る
ノートは自分自身のアイデアや情報を整理する上で欠かせないツールです。
自分に合ったノートの使い方を見つけ、効率的に活用することが大切です。
どちらか一方を選ぶのではなく、TPOに合わせて併用していくのが、現代的な使い方になるでしょう。ぜひ、アナログとデジタルを行き来して、相互作用を起こさせるような使い方を追求していってください。
コメント